DIYでできる!ふかふか芝生の育て方(前編 “芝生の品種を知ろう!”)
比較的手入れが必要で、日本の一般家庭ではあまりみかけなくなった「芝生」。ところが近年、地球温暖化の抑制や子どもたちの怪我の防止など、さまざまなメリットが見直され、公共施設などでも積極的に取り入れられるようになってきました。今回は、一般家庭でもジワジワとブームが到来しつつある芝生のDIYできる方法を、2回に分けてご紹介します。
まずは芝生の品種を知ろう!
美しい芝生を育てるには、気候に適した品種を選ぶこと、そして踏まれる度合いを考慮することが大切です。
・暖地に適し、踏まれても日陰でも比較的育ちやすい「日本芝」
初心者に最も適しているのが日本芝です。メンテナンスが簡単で、日陰でも育ちやすく、少々踏まれてもへたれないといった特長があります。「野芝」「高麗芝」「姫高麗芝」といった品種がありますが、中でも関東より南の地域でよく育つ「高麗芝」は、細い葉が密集していてふわふわの肌触り。子どもたちが繰り返し踏んでも比較的傷つきにくく、育てやすい品種です。「野芝」は寒さに強いため、東北などでも発育します。
・寒い地域なら、日陰に強い「西洋芝」
「ブルーグラス類」「フェスク類」「ライグラス類」といった西洋芝は、北海道や東北などでも十分に育つ寒地型の芝生です。日本芝に比べればメンテナンスが必要ですが、日陰に強く、寒い地域でも育てやすい品種です。また、暖地型の「バミューダグラス類」や「ティフトン類」などの西洋芝は、メンテナンスや刈込み回数が多い変わりに、大変傷つきにくく、品種の中では最も踏まれ強いと言えるでしょう。
芝生はどこで買えるの?
植木屋さんやホームセンターなど、身近な場所で買えます。かなりの重量になるので、芝生専門店から通販で買うと便利です。
芝生は植える時期も大切!
最適な時期は、ずばり春。暖かくなりはじめた3月から、初夏に移り変わる5月までが植え時です。この期間に植え、梅雨にたっぷりと水分を与えることができるとうまく育ちます。真冬や真夏以外であれば植え付けは可能ですが、工夫が必要なため、初心者はこの時期が最適と言えます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、芝生を植える上で大切な品種の選び方や植え付けの時期などをご紹介しました。次回は、実際の植え付け方法をご紹介します。
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