若い世代の新築時のバリアフリー、実際必要なの?

人口の約30%を高齢者がしめる、超高齢化社会に直面している日本。その影響か、老後を見越したバリアフリーを重視したマイホームを建てる人も多く、今、ある一つの選択が密かに話題になっています。それは、「若い世代の新築に、バリアフリーは本当に必要なのかどうか?」。一生に一度といわれる買い物の中で、将来の不安にお金を割くべきなのか否か。先輩たちの経験談も踏まえながら、実際どうなの?を調べてみました。

そもそもバリアフリーってなぜ必要?

バリアフリーとは、障害のある人が生活をしていくうえで障壁となるものを取り除き、暮らしを楽にする目的で考えられた建築手法です。段差をなくす、手すりをつける、引き戸にする、エレベーターをつけるなど、住む家や暮らす場所、そして住まう人の思いによって、その手法もさまざま。今では、道路から家の中に続く段差もすべてなくす、「スーパーバリアフリー」なるものも登場しています。 

若いうちからバリアフリー化する必要はある?

将来的な不安から、本当に予算をかけたい場所を諦めてまで、新築時にバリアフリー化する必要はありません。実は、超高齢化社会にともない、建具や設備の中には既にバリアフリー化されているものも多く、予算をかけなくとも、そういったものを選ぶだけで、いざという時の不安を和らげることができます。ただし、設計段階で決めておかないと、将来的にリフォーム対応が難しい場所もあるため、工事が大掛かりになりそうな場所は、バリアフリー化しておくのもおすすめです。

新築時のバリアフリー化おすすめ8選

・バリアフリー化された設備を選ぶ

・全室、フルフラットにする

・開け閉めしやすいドアや引き戸にしておく

・トイレや浴室は、介護者も一緒に入れる大きさにする

・1階部分だけで暮らせる間取りにしておく

・駐車場から玄関までをフルフラットにする、もしくはスロープを設置できるスペースを確保しておく

・玄関の段差をなくし、フルフラットにする

・将来的なエレベーターの場所を確保しておく(2階リビングの場合は特に)

 

いかがでしたか?テレワークの導入で、家での過ごし方にも多様性が広がるなか、家族の暮らしに合わせた住まいを手に入れられる注文住宅を選択する人が増えています。将来のことを考え備えることはもちろん大切ですが、マイホームは建てたら終わり、というものではなく、本来、その時々のライフスタイルに合わせ変化すべきものなのです。今できることで不安を解消しつつ、日々もめいっぱい楽しむ。そんな家は建てられますよ。吹田・豊中・池田・箕面で、家族にぴったりのマイホームを建てるならピアホーム建設へ。私たちと一緒に最高の家を建てましょう。