葉が芽吹く前に、庭木を探しに出かけよう

素敵だなと目をひくお家は、たいてい庭造りにもこだわりが見えて、一つの作品のような美しさに見惚れてしまいます。そんな庭造りに欠かせないのが、庭木選び。通常、全てお任せしたり、好きな木の種類を伝えたりするだけということも多い庭木選びですが、ほんの少し手間をかけて樹々を自ら選ぶことで、自分好みの愛着のあるお庭をつくることができるのです。そこで今回は、理想の庭造りを叶えてくれる、庭木の選び方をご紹介します。
まずは、環境に合った庭木を確認しよう
寒さに強い、日向が好き、日陰でも丈夫に育つなど個性に加えて、目隠し、日陰づくり、実を楽しむ、シンボルツリーにするなど、目的に合った樹々を選ぶことが大切です。住まいを建てる地域の気温や日当たり具合、庭の広さや家の雰囲気などを考慮して、庭木の図鑑などを見ながらある程度、洗い出しをしてみましょう。
その資料を元に植木屋さんに出かけてみよう
どんな庭木が自宅の庭に合っているのか見当がついたところで、植木屋さんに出かけてみましょう。ここで役立つのがプロのアドバイス。例えば、同じ条件に合う木や図鑑などには載っていなかった情報など、選ぶ樹々の幅が広がるアドバイスがいただけます。また、落葉樹であれば、まだ芽吹く前の状態と葉が茂ったあとを見比べることで、より理想の木に出会えます。できれば、紅葉まで見届けたいところですが、時間がない場合は、3月頃から新緑の頃にかけて、数回、植木屋さんに出かけて枝ぶりを観察するのもおすすめです。
山採りの木なら、より個性的な庭造りができる
平地で均等に植えられ、全体にまんべんなく太陽が当たるように育てられた木はまっすぐに育ち、整った印象です。それに比べ、山で育った木は、他の木と競い合いながら光を求めて育つため、樹形が個性的で一つのアートのような美しさがあります。まるで壁に絵画を飾るようなおしゃれな空間を木を植えるだけでつくることができますよ。また、山採りの木は下草との相性もよく、山の自然な環境をお庭で再現することもでき、例え街中であっても、窓の外に緑豊かな景色を見ることができます。近年では、山採りの木を販売している植木屋さんも多くなっています。また、実際に山に庭木を見に行くツアーなどもあるので、ぜひ自分の目で庭木を見に出かけてみてくださいね。
いかがでしたか?実際に家を建てて住んでみると、日々一番最初に目に付くアプローチや窓から見える庭の景色に癒されたり、ときめきを感じたりしていることがよく分かります。素敵な庭木は例え葉が落ちても、その枝ぶりの美しさに惚れ惚れして、よりマイホームが愛おしくなってきます。ぜひみなさんも庭木にまで少しこだわって、最高に幸せなマイホームを建ててくださいね。吹田・豊中・池田・箕面で、素敵な庭のある木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。毎日の暮らしをもっと豊かに過ごしましょう。