フローリング選びを楽しもう!
注文住宅を建てる際の楽しみの一つがフローリング選びです。実際に住宅メーカーのショールームや見学会を回って好みのものをみつけるもよし、現物のカタログを取り寄せて質感や香りで決めるもよし。今回は、そんな思った以上に種類が豊富で色や機能性も幅広い無垢のフローリングについてご紹介します。
失敗しないフローリングの選び方
部屋の雰囲気は床と壁で決まると言われているほど、フローリングで部屋の印象は変わります。でも、どんな基準で選んだらいいか、素人目には分かりにくいですよね。まずは、よく使われるフローリングの木の特徴を見てみましょう。
主なフローリングの特徴
●オーク(ナラ・楢)
硬木で、フローリングに向いた木材。ホワイトオークやレッドオークなど、さまざまな種類がありますが、木目が美しく、丈夫。
●ウォールナット
広葉樹の中でも高級。衝撃に強く、耐久性も高い。落ち着きのある色合い、重厚感のある木目が特徴的。
●スギ
日本人には馴染み深い国産の針葉樹の代表的な木材。産地として有名なのは、秋田、天竜、吉野など。保温性があり、柔らかい足触りも魅力。木目はまっすぐで、辺材は白色、心材は淡紅色から赤褐色。
●パイン
針葉樹の代表的な木材。伐採国や地域によって材質や風合い、強度などが異なります。比較的柔らかく、素足で歩くと気持ちがいい木材です
●ヒノキ
古くは「神が宿る木」として信仰され多くの寺社仏閣でも使用されている歴史ある木材。木肌のなめらかな美しさとリラックス効果のある香りが特徴で、フローリングとしてはその踏み心地が格別です。
●サクラ
歪みなどが少なく、程よく硬いのでフローリングに適しています。他の木材と比べ木目が比較的薄く、すっきりとした清潔感溢れる雰囲気に仕上がります。また流通量が多く値段も手ごろです。
好きな「色合いや風合い」で選ぶ
爽やかに、シックに、アンティークな感じになど、イメージする空間全体の色や風合いからフローリング選びははじまります。木の種類や塗装、仕上げ加工によってフローリングの色や木目の表情、風合いは様々。住宅メーカーの展示場に行ったり、実際に木材を取り寄せてみたりしながら、イメージをふくらましましょう。
「特徴や用途」で決める
木の特徴は、人によってメリットにもデメリットにもなります。例えば硬い木材は耐久性には優れているものの感触も硬く冷たい感じ。逆に柔らかい木材は夏冷たく、冬あたたかく年中素足でいれるほど踏み心地がよい反面、傷つきやすいという特徴があります。ペットやお子さまがまだ小さいご家庭などには、柔らかいスギやパインがおすすめです。
「仕様・テイスト」の違いでよりお洒落な空間に
木材の種類や色味だけでなく、長さや塗装など加工をほどこしたフローリングも人気です。
例えば、「幅広タイプ」「乱尺タイプ」「アンティーク調」「燻煙処理材」など、さまざまなものが出回っています。幅広フローリングは部屋が広く見え、長さの揃っていない乱尺タイプは空間がやわらかい印象になります。表面加工では、エイジングを施した「アンティーク調」や、独自の風合いが人気の「燻煙処理材」などもありますので、好みの木材+加工で自分ごのみの部屋を手に入れてくださいね。
いかがでしたか?
無垢のフローリングは香りもさることながら、その感触や雰囲気に癒されます。注文住宅を建てるなら、ぜひフローリングにもこだわって、理想の住まいを手に入れてくださいね。ピアホームは、木造建築を中心にみなさまの夢や希望がつまった注文住宅を建てるべく日々奮闘しています。池田、箕面、豊中、吹田で注文住宅を建てるならぜひピアホームへ一度ご相談ください。