木造でも安心して建てられる!3階建住宅
これまで3階建を選んだ方の中には、「木造建築の家に住みたい!」と思いながらも、耐震性の問題で鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅を選ばざるをえなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが、今、耐震性の高いSE構法によって、オリジナリティー溢れる間取りを実現しながら、木造3階建を建てることができるようになっています。今回は、当社も施工している「耐震構法(SE構法)」のすごさと、木造3階建住宅のメリットをご紹介します。
木造の3階建住宅を可能にする「耐震構法」とは
これまで、耐震性の問題で3階建以上の住宅やビルなど高い建物には、木造建築は不向きだと言われてきました。そこで、鉄骨や鉄筋コンクリートの建築物に広く使われている耐震性に優れたラーメン構法を木造住宅に取り入れたのが耐震構法です。
普通の木造住宅では行われない、地震、台風を想定した「構造計算」を全棟で実施し、施主様の希望通りの間取りを叶えつつ、自然災害にも動じない強靭な木造住宅を造り上げることが可能なのです。また、耐震構法を施した構造躯体に対しては「耐震構法住宅性能保証書」が発行され、引き渡し後最長20年間、その構造品質が保証されます。
木造建築の良さを生かした家が建てられる!
日本人が古来より住かとしてきた木造住宅には、鉄骨や鉄筋コンクリートの家にはない良さがあります。例えば、「調湿性」。夏湿気が多く冬乾燥しがちな日本では、梅雨のような湿気の多い時期には、木は室内の水分を吸収し、逆に室内の空気が乾燥してくると蓄えていた水分を放出して、室内の湿度を調節してくれます。
また、木は熱伝導率が低いのも特徴です。断熱材の熱伝導率を1とすると、木材はその約2倍、コンクリートは約25倍、鉄に至っては約900倍※と、その断熱性は明らかです。夏涼しく、冬暖かく過ごせるうえ、鉄骨や鉄筋コンクリートに比べ、断熱材を施す量も減るため、コストダウンにも繋がります。さらには、木が発する天然成分「フィトンチッド」によって、リラックスしたり、咳が抑えられたりなど、木香によるアロマテラピー効果もあり、体にも心にも優しい家が建てられると言えるでしょう。
※参考HP:一般財団法人 日本木材総合情報センター http://www.jawic.or.jp/
狭い土地でも開放感あふれる家が建てられる!
従来の木造住宅では、耐震性を強化するためにどうしても壁を多くする必要がありました。そのため、特に狭小敷地の住宅においては、窮屈に感じる間取りになりがちに。ところが、「耐震構法住宅」では、壁だけにたよることなく強度を確保しているため、開口部を大きく取って開放感あふれる家を建てることができます。
3階建の場合、床面積が広がるため、趣味の部屋をつくったり、眺望や日照・風通しのいい3階にリビングを設けたり、屋上テラスをつくるなど、個々の希望の間取りを実現しやすく、狭い土地に建てる3階建でも、ご両親と同居する3階建の二世帯住宅でも、住む人の願いに添ったマイホームを設計しやすいという特徴もあります。
3階建の木造住宅は、耐震性が心配という時代はもう終わりました。耐震構法を使えば、安心・安全・快適にお住まいいただける木造の3階建住宅を建てることができます。実際に、東日本大震災、そして、今度の熊本地震においても繰り返し地震が大きかったエリアにて建築されていたSE構法の建物に構造的な被害は無く、SE構法は1万棟を超える施工建物の自信による倒壊被害は0件であるという実績があります。ピアホームは、SE構法の注文住宅の施工実績も多数ございます。池田、箕面、豊中、吹田で木造の3階建を建てるならピアホームへ、ぜひ一度ご相談ください。