オール電化で光熱費は安くなる?
マイホームを持って家が広くなると、意外とかさんでしまう光熱費。少しでも安くしたいですよね。よく「オール電化にすると、電気代が安くなる」と耳にしますが、実際にはどれくらいの違いがあるのでしょうか?今回は、そんなオール電化にした場合の節約についてご紹介します。
オール電化とは?
オール電化とは、ガスは使わず、キッチンのコンロや給湯、冷暖房にいたるまで、家の中で消費するエネルギーを電気で賄うシステムのことです。ガスを使わないため、ガス代やガス料金の基本使用料などは必要なくなります。ただ、その分、電気の使用量は増えるため、メリットとデメリットを見極めることが肝心です。
オール電化のメリットとデメリット
メリット
- 電気代が安い深夜電力を利用できるから、電気代が安くなる
オール電化にすると、安い深夜電力を利用できるようになります。その分、日中の料金は高くなりますが、洗濯や掃除、湯沸かしや調理など、電力を多く消費する作業をタイマーなども使いながら夜間の時間帯で行うことで、電気代を節約することができます。
- 震災時の復旧が早い
熊本地震を例にとってみると、復旧までに電気は1週間、ガスは2週間と、震災時の復旧が電気の方がより早いことが分かります。また、炎が発生しないため火災に対する安全性も高いと言えます。
- 空気がクリーン
ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素中毒、二酸化炭素の発生などがなく、いつも空気をクリーンに保つことができます。
デメリット
- 昼間の電力が高くなる
- 停電すると、すべての電気製品が使えなくなる
- 設置コストが意外と高い
- 温水湯沸かし器に貯水されたお湯を飲用する場合は、一度沸騰させないと使えない
など
実際に節約できるの?
オール電化のプランもさまざまあるので、最適な料金プランを選び、そのプランにあった電気の使い方をすることで、節約には繋がりそうです。実際に関西地方にお住まいの方で、家族3人暮らしで月々1万円のコストダウンを実現した例もあります。また、太陽光発電をつけたり、契約する電力会社によっても電気料金が違うので、しっかりと比較することが大切です。
いかがでしたか?何事にもメリットデメリットがあるように、オール電化も住む方々の暮らしのイメージや価値観によって、感じ方は変わってきます。ピアホームでは、オール電化についてもご質問やご要望があればしっかりお答えさせていただきます。吹田・豊中・池田・箕面で、節約に強い注文住宅を建てるならピアホームへ。何でもお気軽にご相談ください。