実は湿気に強い、木造住宅
初めて夏のヨーロッパやハワイなどを経験すると、同じ気温でも過ごしやすさが格段に違うことに驚きます。カラっと快適な空気はまさにバカンスにぴったり。対して日本は、むしむしじめじめと湿気が高く、長らく蒸し暑い夏に悩まされてきました。そんな日本だからこそおすすめしたいのが、木造住宅です。湿気に弱いイメージのある木が、なぜ湿気に強いのか。今回は、その理由をご紹介します。
木が腐るには、4つの条件が必要だった
湿気や水に弱く、すぐ腐ると思われがちな木。実際は、ある4つの条件がすべてそろわなければ、腐ることはありません。
その条件とは、
・気温が20℃~35℃程度
・湿気が80%以上
・木が含む水分が20%以上
・空気にふれている
例えば、水の都で有名なイタリアのヴェネツィア。もともと海中にある「潟(ラグーナ)」と呼ばれる浅瀬につくられたこの街の下には、数えきれないほどの木の杭が打たれています。海の水に浸かりながら長い年月が経っても腐らず木が街を支え続けられるのは、空気にふれることがないから。このように、木は条件が揃わなければ、決して腐りやすいものではありません。
調湿性に優れた木は、日本の住宅にぴったり
木には、周囲の水分を吸ったり放出したりする、調湿作用があります。周囲の湿度が高い時は吸収し、乾燥している時は放出することで、常に60%前後の湿度になるよう調湿作用が働くと言われています。逆に、鉄骨や鉄筋コンクリートには調湿作用がありません。そのため、夏はじめじめと暑く、冬は乾燥しがちな日本の気候に木造住宅はぴったりなのです。
高環境木造住宅が、日本の夏を変える
木造住宅を得意とするピアホーム建設では、日本の夏をさらに快適に暮らせる高環境木造住宅をご提案しています。
例えば、
・「スーパーウォール工法」を使った木造住宅
24時間計画換気システムで、いつでもきれいな空気を保ち快適。さらに、地震や台風にも強い!
・「デコスドライ工法」を使った木造住宅
地球にやさしい高断熱素材で湿気やシックハウス対策にも効果的なうえ、冬は暖かく夏は涼しいを実現!
これらを用いた、より湿気に強く快適な高環境木造住宅は、お客様からも反響をいただいています。
まとめ
いかがでしたか?梅雨ももうすぐそこに。今年もじめじめむしむし、湿気の多い日本の夏がやってきます。吹田・豊中・池田・箕面で、昔ながらの木の調湿作用と、新しい技術を組み合わせた、湿気に強い木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。ぜひお気軽にご相談ください。