夏ひんやり、冬あったか。無垢のフローリングを使った快適木造住宅のすすめ
今年も朝晩、冷え込む季節になりました。暖房をつけはじめたご家庭もあるかもしれませんね。夏場は素足で暮らしていた人も、靴下やスリッパを履き、もっと寒くなると絨毯やラグを敷き、床暖房のスイッチが入る場合もあるでしょう。ところが、そのような防寒グッズを使わずとも、フローリングなのに裸足で快適に暮らせる家があるんです。なぜ床が冷える寒い冬でも裸足で暮らせてしまうのか、今回はその理由を探るべく、夏ひんやり、冬あったか、快適に暮らせる無垢のフローリングを使った木造住宅の暮らしをご紹介します。
無垢のフローリングはなぜ冬でもあたたかいの?
フローリングと聞くと、夏はひんやり快適だけれど、冬は足が冷えて時には辛いイメージがありますよね。でも、フローリングの種類によっては、逆に冬の方がそのあたたかさを実感できるものがあるんです。
それは、
杉、桐、檜
などを使った、踏み心地がやさしく柔らかな無垢のフローリング。
木には、葉や幹の隅々にまで水を運べるように、たくさんの水脈が通っています。建築資材として使えるように木を乾燥させると、この水脈にあった水が蒸発する代わりに、その部分に空気が入り込みます。この空気層が自然の断熱材となって、木を一定の快適な温度に保ってくれます。
だから、夏はひんやりと感じ、冬はあたたかく感じるんですね。
逆に合板のフローリングや無垢であっても、ウォールナットやカリンなど堅くて重いものは空気層が少ないため、あたたかさは感じにくくなります。
柔らかい無垢のフローリングは傷つきやすく、メンテナンスが心配?
やわらかく、踏み心地のよい無垢のフローリングは怪我もしにくいため、お子さまやお年寄りも安心・安全に暮らせると注目されていますが、やわらかい故に傷がつきやすいというデメリットも。ただ、自宅で簡単にできるメンテナンスもあるので、どうしても傷はつけたくないといった場合でなければ、経年劣化も家族の思い出の一つとして、楽しむことができるかもしれません。
自宅でできる、無垢フローリングの簡単メンテナンス!
数年に一度のオイル塗装
自然塗料やワックスを定期的に塗ることで、小さな傷や汚れは目立たなくすることができます。
水分はすぐに拭き取る
シミや凹みの原因になる水分は、こぼれたあとすぐに拭き取るようにしましょう。できるだけ水分が残らないよう、乾いた雑巾やタオルなどでやさしく叩くのもおすすめです。
ひっかき傷はサンドペーパーで
小さなひっかき傷などは、サンドペーパーで軽くこすると、分かりにくくなります。こすり過ぎると逆に傷が目立ってしまうので、ソフトに。削ったあとは、オイルやワックスなどを塗って仕上げましょう。
凹みにはアイロンがおすすめ
傷や凹みは、水分を含ませてあげることで、目立たなくする方法があります。凹みや傷の部分にスポイトなどで、少量の水をたらし、その部分を針など尖端が細く鋭いもので穴を数か所あけます。そこに布をあて、アイロンで5秒~10秒ほど様子をみながら熱を加えて直します。水をかけすぎると逆に反る原因にもなるので、少量の水でためしましょう。
※これらの情報は簡単に目立たなくするための一つの方法です。やり方によっては現状より悪化する場合がありますので自己責任の上でお試しください。綺麗な修復を希望される場合は、専門の施工スタッフにご相談いただくようにお願いします。
まとめ
いかがでしたか?絨毯や床暖房がなくても、素足で過ごせるなんて驚きですよね。五本指靴下なども出ていますが、できるだけ足の指を解放してあげることは良い姿勢を保つことに繋がり、肩こりや腰痛などの予防にもなるそうです。年中素足で快適に暮らせる木造住宅は、健康増進にもよさそうですね。吹田・豊中・池田・箕面で、冬もあたたかく素足で暮らせる木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。ぜひお気軽にご相談ください。