どれくらいの頻度がおすすめ?排水管・水廻りのメンテナンス

住まいの寿命をのばすために必須なのが、メンテナンス。外壁や屋根はもちろんのこと、忘れられがちな排水管等の水廻りはとても重要な場所です。ある日突然、庭のマンホールから汚水が溢れ出てはじめて、排水管の汚れに気づき、詰まりをとるために膨大なメンテナンス費用がかかったなんて話もよくあること。そこで今回は、住まいの寿命も快適性も長続きさせることができる、水廻りのメンテナンスについてご紹介します。面倒くさがらずにしっかり行うことで、大幅な節約にもつながりますよ。


水廻りのメンテナンス、どんなものがあるの?

水廻りといっても、キッチンに浴室、排水管など、場所によってメンテナンスもさまざまです。場所ごとに分け、詳しくみていきましょう。

■排水管

あらゆる水廻りから出た汚水を屋外に流す排水管は、特にメンテナンスを怠ると大惨事を招きかねない重要箇所です。近年は、排水管に使われる素材が改良され、錆びにくくはなったものの、調理に使った油や食べかす、シャンプーや化粧品などが排水管にべっとりと蓄積することで起こる詰まりが原因で、汚水が逆流したり、庭のマンホールから溢れ出したりするのは、実はよくあることなのです。 

メンテナンス方法:

頑固な汚れになる前に、3年に1度は高圧洗浄機やトーラーなど特殊な機械を使い、付着した汚れを洗い流しましょう。また、市販の洗浄剤や重曹などを使った定期的なメンテナンスをしておくと安心です。

 

■浴室

通常の清掃に加え、浴室ではパッキンや床や壁などのコーキング、目地材の劣化にともなうメンテナンスが必要です。

メンテナンス方法:

5年ごとを目安に、枠パッキン、目地材、ドア障子、コーキング材の取り換え、塗り直しを行いましょう。

 

■キッチン

キッチンのメンテナンスといえば、なんといってもシンクから汚水が流れる排水管です。日々の食器洗いに排水管のプチメンテナンスを加えることで、家全体の寿命も大幅にのびます。

メンテナンス方法:

排水溝用の洗剤や重曹などを使い、週に1回は排水管をきれいにしましょう。ちなみに、システムキッチンのリフォームは、10年~20年程度で行うと快適に暮らせるといわれています。

<まとめ>

いかがでしたか?住まいのメンテナンスの中でも、実はかなり重要な排水管。ほっておくと、100万円単位の修繕費がかかることもあるのです。大惨事になる前に、日々のプチメンテナンスもプラスして、おうちの寿命をのばしてくださいね。吹田・豊中・池田・箕面で、長く、快適に暮らせる注文住宅を建てるならピアホーム建設へ。一緒に楽しみながら、マイホームを建てましょう!