注文住宅の庭のある暮らし。「レイズドベッド」で家庭菜園を楽しもう

夏の楽しみの一つ、家庭菜園。キュウリにナス、トマトにピーマン、トウモロコシと、ホームセンターや植木屋さんには、定番の野菜から珍しいものまで、たくさんの苗が並び、今年は何を植えようかと今まさにワクワクしている人も多いはず。そんな野菜づくりを小さなスペースでお洒落にできるとヨーロッパでも人気なのが、「レイズドベッド」です。もともとはイギリスからはじまった、花壇のように可愛らしい野菜畑レイズドベッドとはどのようなものなのか、ご紹介します。


「レイズドベッド」ってどんな家庭菜園?

レイズドベッドの語源は、「Raised」持ち上げられた、「bed」ベッドという意味で、地面よりも高く持ち上げられた花壇を意味する言葉なのだとか。広々としたお庭が多い、ヨーロッパの家庭でも、わざわざ庭の一角につくって、家庭菜園を楽しむ人が多いのだそうです。ホームセンターなどで手に入る木の板やレンガなどで簡単につくることができるため、今日本でもDIYする人が増えています。

「レイズドベッド」のつくりかた

レイズドベッドは、基本正方形や長方形の形につくりますが、丸や三角形などなんでもOK。材料は、木の板やレンガ、ブロックや枕木など、ある程度雨風が当たっても腐りにくいものを。木材は、防腐剤を塗っておくと安心です。

 

基本的なつくり方は、置きたい場所の幅に合わせて、材料を用意します。木材であれば4枚の板の四隅を繋ぎ合わせ箱型の枠をつくれば完成。それを地面に置き、中に家庭菜園用の土を入れるだけなのです。簡単でしょう?この一段の枠でも、葉物やラディッシュなどを育てることができますが、より本格的に夏野菜を育てるなら、縦幅の長い板をつかったり、2段以上にするとよいです。また、ブロックやレンガでつくる場合は、一つひとつをしっかり地中に埋め込みましょう。専用の接着剤やセメントなどを使いながら、固定するとより頑丈なレイズドベッドがつくれます。

レイズドベッドで野菜を育ててみよう

深さによって育てられる野菜が違います。夏野菜は比較的浅くてもつくることができますが、冬野菜も育てる予定がある場合は、できるだけ段数を増やして、深めにつくっておきましょう。

 

■レイズドベッドに最適な野菜

 

1段の場合>

サニーレタス、ラディッシュ、ネギ、シソ、小松菜、パセリ、青梗菜、ケール、ハーブなど

 

2段以上>

ナス、キュウリ、トマト、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤ、トウモロコシ、ピーマン、モロッコエンドウ、スナップエンドウ、きぬさや、白菜、キャベツなど

 

3段以上>

大根、人参、ごぼう、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモなど

<まとめ> 

いかがでしたか?家庭菜園は、実を食べる喜びだけでなく、小さな苗がゆっくりと大きく成長し、やがて実をつけるまでの姿に癒されたり、元気をもらったりもします。「レイズドベッド」は、お庭の一角の小さなスペースでも大丈夫!ぜひ、挑戦してみてくださいね。吹田・豊中・池田・箕面で、素敵な庭のある木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。素敵なレイズドベッド付きのお庭をつくりましょう。