意外と知らない!?木造構法の種類とその特徴
ピアホーム建設がこだわりをもってつくり続けている木造住宅。日本の自然環境や生活様式にも適したこの木造住宅は、実は多種多様な構法を用いて建築されています。日本古来から伝わる「伝統構法」や現在もっともポピュラーな「在来軸組構法」、アメリカで開発された「ツーバイフォー」や東日本大震災でも倒壊0の実績を誇る「耐震構法(SE構法)」など、家族のマイホームへの夢や希望に合わせて、私たちは構法を選ぶことができるんです。そこで今回は、木造住宅における主な構法とその特徴をご紹介します。
木造住宅の構法とその種類
木造住宅の構法は実に多種多様です。どんな構法があるのか、主な構法とその特徴も合わせてみてみましょう。
「伝統構法」
太い柱や梁、貫、厚い土壁や板壁などで構成する構法。接合部に金物を一切使わない社寺建築にも、この伝統構法が用いられています。住居性や経済性への配慮から、住宅に使用される場合は社寺建築に比べ、細い柱や梁などが使われます。特に社寺建築は専門的な知識や技術が必要で、宮大工と呼ばれる職人たちによって千年以上受け継がれています。
「在来軸組構法」
柱と梁を組んで軸組を構成し、そこへ壁や床を取り付けていく構法。現在、住宅建築において一番多く使われている、伝統構法と同様、日本が世界に誇る構法です。部屋の開口部を大きく取れたり、リフォームや増築がしやすかったり、柱や梁を見せる空間設計ができるなど、自由度の高い間取りを実現できます。
「枠組壁構法(ツーバイフォー)」
日本の伝統的な建築方法(伝統構法、在来軸組構法)が柱・梁で構成されているのに対して、柱や梁の代わりに角材と合板を接合させることで、壁、床、天井、屋根などをつくり、これらを組み立てて空間をつくる構法です。代表的なものに、均一サイズ(2インチ×4インチ)の角材を使う「ツーバイフォー」があります。耐震性、耐風性、耐火性が高く、比較的工期が短いのも特徴です。
「耐震構法(SE構法)」
柱と梁を専用のSE金物で接合したラーメン構造。土地や間取り、自然環境など、千差万別な条件下でも、すぐれた耐震性を発揮できるよう、すべての建物に構造計算を実施。安全性が確認された住宅物件には、構造躯体に対して「耐震構法住宅性能保証書」が発行され、引き渡し後最長20年間、構造品質が保証されます。耐震構法では、壁に頼らず強い強度を確保できるため、狭い土地や変形敷地でも広々と開放的な住居スペースをつくることができます。また、吹き抜けや仕切りのない大空間など、木造でもオリジナリティー溢れる間取りを実現できます。
まとめ
いかがでしたか?木造住宅とは言っても、その構造は多種多様です。中でもピアホーム建設では、希望の間取りを実現しながら、巨大地震や未曽有の風害などの被害から家族を守ることができる「耐震構法(SE構法)住宅」に力を入れています。
吹田・豊中・池田・箕面で、安心と夢を両立させた木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。ぜひご用命ください。