「渋色の家」 大阪府大阪市 SE構法2階建住宅


大阪市の区画整理された住宅街に佇むこの邸宅は、80坪の敷地に貸しガレージスペースと家族が暮らす自宅を併設。建物の外観は、銀黒瓦に柿渋色のアルミ格子や黒のガルバニウム鋼板をモルタル塗料と組み合わせた和テイストな仕上がりになっています。サッシや玄関庇にもこだわりました。

落ち着いた和のテイストで仕上げられた住宅です。銀黒瓦や柿渋色のアルミ格子など、素材や色合いにこだわりが見られます。区画整理された住宅街。家の前には3台分の貸ガレージスペースを設けました。


黒のガルバニウム鋼板をモルタル塗料と組み合わせ、和の雰囲気をしっかりと演出することができました。菱形4つの採光窓がアクセントとして映えています。


ドアも重ねて開くようにしました。リビングと縁側が一体化し、開放的な暮らしを楽しむことができます。

広々とした縁側も魅力的です。リビングの床と縁側の高さを同じにすることで、縁側とリビングの両側を同時に利用できるようにしています。


深く落ち着いた色合いの天井梁と、個性的な障子の襖。落ち着いた和風テイストの中にスタイリッシュな洗練さも見られるよう工夫しています。

リビングの縁側のドアから、明るい光を取り入れることができます。


和室の障子戸や引き戸など建材一つひとつにもこだわり、和モダンな雰囲気に仕上げました。


深く落ち着いた黒に近いブラウンと、すっきりとした白、さらにナチュラルな木材の色合いが綺麗に調和しています。

玄関に足を踏み入れると、伝統的な日本家屋の良さを活かしつつも、洗練された空間が広がります。