新築一戸建て住宅が欲しい方へ!知っておきたい「解体工事費」

新築で一戸建ての住宅を建てたいと思って土地を探されている方の中には、せっかくいい土地を見つけたのに古い住宅付の土地だった、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今ある古い住宅を解体して一度更地に戻し、そこから改めて新築の一戸建て住宅を建築する場合には、住宅の建築費用とは別に解体工事費が必要になります。

今回は知らないと損をする!? 解体工事費のお話です。


解体工事費の全国の平均的相場

やはり金銭的なところが気になりますよね。
そこで、まずは、解体工事費の相場についてご紹介します。

全国平均でいうと、およそ坪当たり3.5万円くらいになります。ただし、色々な条件の違いから1.8万円~6万円くらいとその時々によって工事費はまちまちです。実際解体費用はどのように決まるのか、詳しく見ていきましょう。

解体工事費用決定のポイント

建物の形、素材、立地や周辺道路の状況などで解体費用は大きく変わります。今回は、解体工事の金額を左右する6つのポイントをご紹介します。

  • 住宅の構造、大きさ、広さ、場所によって解体費用は決まる

木造住宅と鉄筋やRC構造の建物は重機の使用が変わるため費用が異なります。ただし、鉄筋やRCなどは廃棄物の中から資材をリサイクルできる場合もあるため、産業廃棄物の量が少なくなり処分費用が安くなる場合があります。また、立地が悪く重機での解体が不可能で人力での作業となった場合、費用が割高になります。

  • 解体工事を行う人数によって解体費用は変わる

人件費は、解体費用に大きくかかわってきます。取り壊す住宅の立地や道路状況によっては交通整理の人員が必要な場合もあるため、どれくらいの人員が必要かによって費用は大きく変わります。

  • 工事車両の駐車スペースの有無で解体費用は変わる

工事車両は駐車スペースが必要です。もし、スペースがない場合は有料で駐車場を借りる必要があり、費用が高くなってしまいます。

  • 住宅の大きさや近隣との距離で解体費用は変わる

解体工事は近隣住宅へ解体した破片の飛び散りを防ぐためや防音対策のために養生設置を行います。住宅の大きさによって、設置する大きさが変わるため費用も変わります。住宅密集地の場合、養生や足場設置、騒音、振動対策などコストがかかり、費用が割高になる傾向があります。

  • 住宅内の廃棄物(残置物)の量で解体費用は変わる

取り壊した住宅内に残された家具などの残置物は依頼主側で処分を行う必要があります。残置物が多ければ多いほど、解体工事費と合わせて処分をする費用が多くなります。

  • 住宅以外の撤去物の有無で解体費用は変わる

駐車場部分のコンクリートや塀、庭木や庭石など、外構部分で撤去物があった場合、家屋の解体工事費に加えて解体費がプラスされます。また、土中に井戸や浄化槽など解体対象物が出てきた場合も、追加で解体費用がプラスされることになります。

  • アスベストの有無でも解体費用は変わる

アスベストが含まれる建材を除去する場合も、費用に大きく影響する場合があります。アスベストは人体に悪影響を及ぼすことから、アスベスト含有物の処分に関する法令に基づき適切な対応が必要になります。

このように、ひとえに解体費用とは言っても、住宅の大きさや立地や周辺道路の状況によって、解体費用は変わってきます。悪徳な業者によっては、解体費用は不透明な所が多い分、法外な費用を請求してくる場合もありますので注意が必要です。

新築で一戸建ての住宅を建てたいという夢をお持ちの方にとって、土地探しは大切なプロセスです。見つけた土地のことでお悩みの方、土地は見つけたものの住宅付で購入を迷われている方など、家を建てる前の問題で悩んでいらっしゃる方のご相談に対しても、ピアホーム建設ならこれまでの家づくりの経験を踏まえた情報提供やアドバイスも可能です。

また、吹田市・豊中市・池田市・箕面市など北摂エリアの場合、新築一戸建ての住宅を建てたいとお考えの方に土地をご紹介できることも多々あります。この地域に住みたいとお考えの方には、土地情報が入り次第ご案内できますので、吹田市や豊中市など北摂エリアでの新築住宅をご検討中の方は、ぜひ一度ピアホーム建設に足を運んでみてください。