照明と睡眠の関係
生活をするうえで欠かせない照明。夜も電気があるおかげで、安心して暮らせる世の中になりました。ところがこの照明が睡眠の質を下げる原因にもなっているというのです。テレビ番組や本などでも、睡眠をテーマにしたものが多く取り上げられるなど、今、日本は睡眠に悩む時代。そこで今回は、照明と睡眠の関係を紐解きながら、上質な眠りへといざなう、効果的な照明の使い方をご紹介します。
不眠の原因も夜の照明だった!?
携帯やパソコンのブルーライトは、脳を刺激して寝つきが悪くなることは知られていますが、そのダメージはたった1件のメールチェクだけで、エスプレッソ2杯分と同様の覚醒状態なのだとか。このように寝る前に大量の光を目から取り込むと寝つきが悪くなり、やがて不眠症になってしまう恐れもあります。良質な眠りを助ける照明の取り入れ方を実践してみましょう。
1.暖色系の間接照明を取り入れる
良質な睡眠には、入眠までの夜の過ごし方が大切です。蛍光灯のような強くまぶしい光を取り込むと脳がリラックスできず、寝つきが悪くなります。オレンジ色など暖色系の電球に変えたり、間接照明を使いやわらかい光で部屋を灯すなど工夫しましょう。また、就寝の1~2時間前には、スマホやパソコンの使用を終え、脳をリラックスさせましょう。ろうそくの炎を灯して、ゆっくりお風呂につかることも安眠の手助けになります。
2.睡眠中は、月明かりがベスト
豆電球をつけたり、中には電気やテレビをつけたまま眠る人など、睡眠スタイルはさまざまですが、月明かり程度の光が最も安眠できると言われています。カーテンを通して、外の街灯の明かりが室内を薄く照らすくらいの明るさなので、室内の照明はOFFにしましょう。できれば、いきなり真っ暗にはせず、徐々に暗くできることが理想的。オフタイマーがセットできる間接照明もあるので、利用してみましょう。
3.夜トイレに起きたら豆電球で
夜中に目を覚まして、トイレに行ったり、水分補給をする人も多いかと思います。ただ、この際に強い光を浴びてしまうと、再入眠がうまくできず寝不足になることも。できれば、足元に間接照明を置くなどし、強い光が目に入らないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?照明の使い方や取り入れ方を少し工夫するだけで、睡眠の質はずいぶんと違ってきます。注文住宅であれば、暮らし方や良質な睡眠を考慮した、照明プランを立てることも可能です。
ピアホームでは、そんな暮らしを豊かにする、お客様お一人おひとりに合った設計を心がけています。吹田・豊中・池田・箕面で、注文住宅を建てるならピアホームへ。お気軽にお問合せください。