DIYでできる!ふかふか芝生の育て方(後編 “土を整え植えつけよう!”)
前回ご紹介した「ふかふか芝生の育て方」(前編”芝生の品種を知ろう”)に続き、今回は後編として、芝生の植えつけについてご紹介します。いくら風土に適した芝生を選んでも、芝生にとって快適な床土でなければ、枯れたり、うまく育たないこともあります。“おいしい野菜を収穫するには土づくり”と言われるように、ふかふかの芝生を育てるためにもまずは土づくり。ポイントをおさえて、素敵なお庭を完成させましょう。
元気な芝生を育てる床土づくりのポイント
たくさんの行程があるように見えますが、それほど難しい作業はありません。じっくり確実にステップを踏んでいきましょう。
・ステップ1
芝生の育成の邪魔をする、雑草と石を徹底除去!
しっかり根付くためには、根の張りやすい環境が大切。まずは土を耕して、石や雑草を取り除きましょう。
・ステップ2
水はけのよい床土をつくる!
芝生が好むのは水はけがよく砂の多い土です。逆にドロドロとした粘土質の土は、水が溜まりやすく根を腐らせたり、病気にかかりやすくなります。植える場所の表面を15センチほど耕し、ホームセンターなどで売っている床用の土を敷くだけでも随分と改良できます。
・ステップ3
土に栄養をたっぷり補う!
市販の床土などは使わず、もともとあった土を使う場合は、芝生にとって必要な栄養分を土に補う必要があります。今は芝用の肥料が売っていますので、ステップ1を終えた後少量撒き、芝の成長を見ながら足りないようであれば追肥していきましょう。
・ステップ4
芝は予算に合わせて張り方を変えよう!
いよいよ芝張りです。芝には、全面くまなく張り付ける「ベタ張り」や育つとベタ張りのように見えつつコストを抑えることができる「目地張り」、もっとも経済的と言えますが、ベタ張りのようになるには時間を要する「市松張り」などがあります。出費を抑えるほどに、全面が芝生になるまで時間がかかりますが、お財布と相談しながら決めるとよいでしょう。
・ステップ5
目土作業と散水作業でフィニッシュ!
芝生を張り終えたら芝生と芝生のつなぎ目に、ホームセンターなどで売っている目土を入れます。芝と同じ高さになったら、ホウキなどを使い芝全体に広がるよう整えていきます。目土作業が終わったら、芝生の上に板をしいて、芝が床土に定着するよう、しっかり足で踏みしめましょう。最後は、散水。たっぷりと水を撒き、その後も2週間くらいは芝が乾燥しないよう、定期的に水やりを行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?芝生は意外と簡単に張ることができます。今は、ホームセンターなどに芝専用のアイテムがたくさん販売されているので、一度見てみるだけでも楽しいかもしれませんね。
ピアホームでは、ふかふかの芝生が美しい庭のある素敵な家づくりもお手伝いできます。吹田・豊中・池田・箕面で、注文住宅を建てるならピアホームへ。お気軽にお問合せください。