知っているようで知らない、住宅構造(木造・鉄骨造・RC造)
建物をつくる際、とても重要になってくる「構造」。住宅の場合は、「木造」「鉄骨造」「RC造」という3つの構造のうちどれかを選びます。それぞれの構造には特徴があり、用途や家の形、建てる場所、好みなど、さまざまな条件や要望によって選ぶことになりますが、それぞれどのようなものなのか、意外と知っているようで知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、住宅の新築や購入の際に知っていると役立つ、住宅構造(木造・鉄骨造・RC造)の違いをご紹介します。
理想のマイホーム計画に役立つ、住宅構造の基礎知識
それぞれの特徴を知って、マイホーム計画に役立てましょう!
日本の住宅建築の約60%をしめる、今も根強い人気の「木造」
日本の人々の暮らしをずっと支えてきた木造住宅。これまで2階建て以上の建物には不向きとされてきましたが、近年構造技術の発達により、高層階のビルも可能になってきました。なんといっても、家屋に入った時の木の香りやぬくもりは木造ならでは。設計の自由度が高く、工期が短いためコストも安く抑えられます。耐震性が弱いのでは?と思われがちですが、しっかりと構造計算を施した木造住宅は、むしろ地震に強いといえます。このほか、木造にはさまざまなメリットがあると言われています。
(こちらの記事もご参考に。癒しから考える木造住宅)
コストを抑えて大空間を叶える「鉄骨造」
「軽量鉄骨造」は、プレハブ住宅に用いられることの多い構造です。ある程度工場で組み立てたパーツを現場に持ち込んで組み立てるため、工期が短くコストを大幅に抑えることができます。「重量鉄骨造」は、厚さ6mm以上の鋼材を用いる構法で「ラーメン構造」や「トラス構造」などを用いて建設されます。非常に強度があり、自由度の高い間取りを実現できるため、柱や壁の少ない大空間も可能です。ただ、軽量鉄骨よりもコストは高くなります。
耐久性、耐震性、耐火性に優れた「RC造住宅」
いわゆる、「鉄筋コンクリート」と呼ばれる建物です。「重量鉄骨造」と同様、間取りの自由度が高く、柱のないすっきりとした空間が実現できます。耐久性、耐震性、耐火性などメリットも多い「RC造」ですが、住宅構造の中ではコストが最も高いと言えます。
まとめ
いかがでしたか?ざっとご説明しましたが、住宅構造の違いをお分かりいただけましたでしょうか?それぞれに特徴がありますが、ピアホームでは、その中でも木造の素晴らしさに着目し、「本格木造住宅」をご提案しています。吹田・豊中・池田・箕面で、木造の注文住宅を建てるならピアホームへ。お気軽にお問合せください。