春はシロアリ予防をしっかりと。毎年のルーティーンでマイホームを守ろう!

木造住宅の寿命を縮める要因の一つ、シロアリ。薬剤や施工技術など、時代とともにその被害は少なくなってはきているものの、いまだにシロアリの脅威にさらされています。春から夏は、シロアリが新しい住み家をみつけるため飛び立つ季節。そもそもシロアリとはどんな生き物なのか、予防策はあるのか。シロアリから木造住宅を守るために、今しておきたいシロアリ対策をご紹介します。


まずはシロアリの生態を知ろう!

シロアリは庭や公園などでよくみかけるクロアリとは食性も生態も全くことなるアリで、ゴキブリの仲間に近いといわれています。日本には22種類のシロアリが生息していますが、そのうちの5種類、特にヤマトシロアリが家屋に被害を及ぼすのだそうです。このヤマトシロアリは朽木や庭や家の土台の湿って腐りかけた木材を巣にし生活していますが、あまり食欲が旺盛ではないため、被害もゆっくりとすすみます。逆に、被害件数は少ないもののイエシロアリと呼ばれる種類は、新材を好み食欲旺盛で繁殖力が強いため、気が付いた時には家全体に被害が及び倒壊の恐れもある危険種。どちらにしても、シロアリから家を守るには被害が出てからでは遅いため、いかに予防するかが大切なのです。

毎年、春(45月)はシロアリ対策を万全に!

シロアリから家を守るには、群飛したシロアリが侵入してこないよう巣を飛び立つ春(45月)に、トイレや台所、浴室といった水回りや、床下など侵入口になりやすい場所に薬剤をしっかり散布しましょう。薬剤はホームセンターや薬局などで手に入ります。また、被害の89割を占めるヤマトシロアリは湿気を好むため、天井、水回り、押し入れ、床下などの換気を普段から十分に行い、水漏れや雨漏りがないか日ごろからチェックしておきましょう。

 <まとめ>

いかがでしたか?屋根裏や床下など、普段目の届かないところにシロアリは巣をつくります。ヤマトシロアリは、ゆっくりとでも確実に木を食べ進めるため、素人目にはわからないことも。逆にイエシロアリは、短期間で甚大な被害になりかねません。ピアホームでは、お引渡し後の点検も行っています。プロの力も借りながらしっかりと予防して、マイホームを守りましょう。吹田・豊中・池田・箕面で、シロアリに強い木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。いつでもご相談ください。