シックハウス症候群

秋も徐々に深まり、紅葉が目にも美しい季節になってきました。
皆様も紅葉狩りなどにおでかけになりましたでしょうか?
関西といえば、京都の嵐山が紅葉の名所として有名ですが、私たちの会社の近くにも、箕面市にある箕面国定公園や池田市にある五月山公園などが賑わいます。
箕面国定公園の滝道には、お土産屋さんも並んでいますから ぜひ紅葉の天ぷらなどを食べながら、紅葉狩りを楽しんでみてくださいね。

さて、話は変わって今回は「シックハウス症候群」についてみなさんにお話ししたいと思います。

近年、住宅が高気密化されたり、化学物質を放つ建材や内装材が使用されたりすることで、入居後、「目やのどが痛い」「頭痛がする」「吐き気がする」「皮膚に刺激を感じる」などの 体調不良が出てくる事例が数多く報告されています。症状も様々で、複合的な要因によることも多く「シックハウス症候群」と呼ばれています。英語で「シック」は病気、「ハウス」 とは家ということで、「シックハウス」とは、病気を引き起こす家という意味なんですね。
今まで最大の要因とされてきたホルムアルデヒドの仕様が建築基準法の改定により制限されました。
でも!これで安心!!というわけではないのが現状です。


そこで今回は、シックハウス症候群にならないための対策方法をいくつかご紹介したいと思います。

1 化学物質を出さない建材選び

最近、化学物質を吸着・分解してくれる建材や化学物質を封じ込めてくれる塗料などが出てきています。そういったものを使うことで、化学物質が室内に出ない工夫をしましょう。

2 換気でシックハウスの元を退治

換気は最も手っ取り早くできるシックハウス対策の一つです。室内換気で化学物質の濃度を減らすだけでなく、ダニやカビといったアレルゲンを除去してくれます。小まめな換気で原因の元を断ちましょう!

換気は最も手っ取り早くできるシックハウス対策の一つです。室内換気で化学物質の濃度 を減らすだけでなく、ダニやカビといったアレルゲンを除去してくれます。小まめな換気 で原因の元を断ちましょう!

3 ライフスタイルの改善

体の中に取り込まれてしまった化学物質の多くは、血液や脂肪組織に蓄積されます。その化学物質が多く取り込まれ過ぎると、アレルギーとして出てくることになります。しかし、体の中に入った化学物質は、人の代謝機能により肝臓などで解毒・分解されて、汗や尿として排出されます。アレルギー症状が出る前に、スポーツで汗を流して、化学物質を追い 出しましょう!

いかがでしたか? 一時、かなりテレビなどでも騒がれたシックハウス症候群ですが、今では生活の工夫の中 で、ずいぶんと抑えることができるようになってきています。

とはいえ、アレルギー症状のでやすい体質の方は家の新築では気になることもいっぱいあ ると思います。実は、家を建てる際には、家族の体質や生活の仕方にも配慮が必要なので す。みなさんも新築やリフォームをお考えの際には、ぜひこんなことも気にしてみるとい いかもしれませんね。